SDGs特集(バンブーペーパーノート)

綴じ方、仕上がりサイズ、本文タイプを選んでつくるオリジナルノート。

バンブーペーパーノート

日本の竹を100%使用した「竹紙」を使ったノートです。「竹紙」は中越パルプ工業株式会社のオリジナル製品。日本全国で放置された竹林が問題を引き起こし、今や”竹害”とまで言われていますが、竹を資源として持続的に大量に使うことで社会的課題の解決に挑戦しています。

「竹紙100ナチュラル」と「竹紙100ホワイト」

バンブーペーパーノートの表紙は竹らしさを感じさせてくれる紙色の「竹紙100ナチュラル」と、やわらかな質感の「竹紙100ホワイト」の2色から選べます。本文には「竹紙100ホワイト」を使用しております。上品な存在感があり、環境問題や社会的意識が高い人々へ訴求します。

竹紙ノート

竹紙ノート

サイズ:W182×H257(B5)
表紙:竹紙100ナチュラルハトロン判169.5kg/
   竹紙100ホワイトハトロン判162kg
   4色カラー+ニス引き印刷
本文:竹紙100ホワイト菊判44.5kg
   両面1色印刷
   24枚(48ページ)
加工:中綴じ製本

参考価格
500冊@275
1,000冊@190

バンブーペーパーノートなど、環境に配慮した製品の拡販を通してSDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する」、目標15「陸域生態系の保護回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」に貢献します。

竹紙について
生物多様性の保全や森林・里山保全、国土保全の観点から、日本の各地で放置竹林の拡大による森林内や周辺の生物多様性の低下、森林の持つ水源涵養機能の低下、土砂災害・土砂崩壊への影響が大きな社会問題となっています。
かつては日本人の生活や文化に密着し、使用されていた竹が生活様式の変化や代替品へ変化したことが主な原因で、国内の竹林が管理されず放置されたままになっています。管理されない竹林はその旺盛な成長力から光を求めて森林や里山に侵食します。この問題を解決するには、かつてのように竹の大量消費が不可欠です。
竹林の多い鹿児島県薩摩川内市に工場を持つ中越パルプ工業株式会社は、1998年より国産竹の有効活用に取り組み始めました。タケノコの生産性をあげるために間伐された竹の有効活用を打診され、地域貢献の一環としての挑戦でした。
成長の早い竹ですが、空洞のため伐採、運搬、製紙原料としてのチップ加工等、木材に比べて効率が悪く、現在、日本の製紙会社ではほとんど扱われていません。中越パルプ工業株式会社は、タケノコ農家、チップ工場の協力を得ながら試行錯誤を重ね、竹の集荷体制を築きました。現在では年間2万トンを超える竹の集荷を誇り、この集荷量は日本で一番となります。

竹紙100アイコン

2009年には、国産竹100%の紙を製造販売し始めました。中越パルプ工業株式会社は、日本の竹100%を原料とした紙をマスプロ製品として生産販売している、唯一の総合製紙メーカーです。
国産竹の活用は、地域の竹林管理、隣接する森林や里山の保全再生、生物多様性の保全に役立つとともに竹に新たな価値を見出し、地域経済にも貢献しています。
竹紙は本業を通じて社会的課題を解決する取り組みとして高く評価されています。

中越パルプ工業株式会社Webサイトより引用

中越パルプ工業株式会社Webサイト
http://www.chuetsu-pulp.co.jp/